自社布団工場

羽毛布団を始めとして、掛け・敷き布団、枕、毛布等幅広い寝具を展開。

充填・縫製・出荷作業まで
オールインワン

当工場は羽毛掛けふとん専門工場で、側地縫製から羽毛綿詰めまでを一貫で行っています。

製造の流れ

STEP1羽毛掛けふとんの側地用反物の裁断

  • まず反物を延反裁断機で1枚ずつ切り落とします。(粗裁ち)
  • 粗裁ちした生地を電動カッターで指定サイズに裁断します。
  • 裁断した側生地にマチテープを縫い付ける位置の印を付けます。

STEP2側地の縫製

  • ここでは厚掛け羽毛掛けふとん用側地の縫製について説明します。
  • 厚掛け羽毛掛けふとんの側地は立体キルトと言われるキルト構造になっています。
  • 立体キルトの構造は表面生地と肌に触れる側の裏生地とをマチテープで立体的に縫い合わせる仕様になっており、この工程は本縫い一本針ミシンでマチテープを縫い付け縫い合わせる縫製作業になります。
  • マチテープを縫い合わせたのち、最後に本縫い二本針ミシンで周囲を縫い合わせ袋状の側地に仕上げます。

STEP3羽毛綿詰め

  • 羽毛専用の綿詰め投入機で②で仕上げた側地に羽毛綿を詰めていきます。
  • 立体キルトの側地には羽毛綿が入る部屋がいくつも作られています。この部屋をマスと言い、このマスに予め決められた重量の羽毛綿を詰めていきます。シングルサイズの厚掛けふとんは20マスが一般的です。
  • 羽毛棉を投入するため側地には数カ所投入口が開けられており、羽毛棉詰めが完了すると投入口を塞ぐ口縫い作業が行われます。
  • 当工場では自社縫製の側地ばかりでなく海外で作られた側地に羽毛綿詰めだけの仕事も請け負っています。

STEP4検品・検針・袋詰め・箱詰め

  • 羽毛綿詰めが完了し羽毛掛けふとんが出来上がると最後に検品作業などが行われ、晴れて商品が出荷され消費者の皆様のお手元に届きます。
  • 検品作業では側地の汚れ・織りきずなど欠点の有無や寸法チェックなど外観検査、触手で羽毛綿の偏りがないかの品質検査、糸始末の処理などの仕上げ検査を行います。ほかに附帯物の取付けも行います。
  • 検品終了後、商品に折れた針の針先など危険異物の混入がないかを専用の検針器(金属検出器)でチェック(検針)を行います。
  • 検針を経て良品と認められたのち、指定の専用バッグに入れ更に指定箱に梱包され無事に出荷されることになります。

STEP5保管

  • 当工場に物流倉庫が併設されており、約10,000枚の厚掛け羽毛ふとんを保管することができます。